合唱(混声)のための探偵劇「歌の消息」の情報を更新しました

東海市特演演奏会 特設ページの「歌の消息」の情報を更新しました。
文は当団の学生指揮者によるものです。


 びっくり仰天、周章狼狽、ご来場の皆様は度肝を抜かれるに違いない。
 従来の合唱の常識を覆すこの探偵劇は、“シアターピース”或いは“合唱オペラ”と呼ばれる、演劇要素を取り入れたジャンルの演目である。歌い手は舞台を動き回り、劇場空間や自分の身体をダイナミックに使いながら、朗々と語り、コミカルに踊り、熱く演じる。“合唱”において集団に縛られがちだった私達は、東海市のステージ上で個性的な一人ひとりとして解放され、より自由な表現を可能とする集合体に為り変わるのだ。生まれも育ちも異なる50人余りの人間味がぎっしりと詰まった“シアターピース”、一度目にすればその虜になって頂けるだろう。
 今回上演する探偵劇「歌の消息」は、1994年春、合唱団OMPによって委嘱初演された作品である。上演に際して演出は自由である、という旨の注釈が出版譜に記されており、今回は団員一人一人が自らの言葉で語る“歌”への思いを紡いで台本を作成した。心の奥底を熱く揺さぶる加藤直氏の言葉の数々と、技巧的かつ自由に開かれた池辺晋一郎氏の音楽に着想を得ていることは言うまでも無い。
 「歌は僕の友達だ。」「もしかしてこれって、恋?」「何処の誰のための歌だ!」「甘い歌なんてろくなもんじゃないわ!」「何でそんなに歌っていられるの?」…無数の物語と共に“歌”がせめぎ合う50分間となるだろう。答えの存在しない混沌の中から、あなたにとっての“歌”も探し出して頂ければ幸いである。
佐々木晶(学生指揮者)


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